2014年1月31日金曜日

春めいて

こんにちは。
今日はぽかぽか陽気でしたね!
つい先日までは、ため池がしっかり凍りついていた小峰公園ですが、
昨日からの暖かさで水もぬるみ、まるで桜のころのような陽気です。
これは、公園の生きものたちにも何か変化があるはず‥
と外に出てみると、
広場では、ひらひらとテングチョウが飛び、「デデポッポー」とキジバトのさえずりが。

高くて見えにくいですが、よーく目をこらすと紅梅が咲き始めています。
杉の木広場では、セリバオウレンの花芽も立ちはじめていました。

都心より気温が低いあきる野の、さらに寒い地域にある小峰公園にも、
いよいよ春がやってきた!今日はそんな1日でした。

セリバオウレンは2月の中~下旬、梅は3月に見ごろをむかえます。
まだまだ寒い日もありそうですが、
暖かい日には春を探しに、ぜひお越しください。



村上レンジャー

2014年1月29日水曜日

ガラス戸一枚


きのう、今日と、 昼間は春を思わせるような暖かさでしたが、
やはり朝晩は厳しい寒さに見舞われます。

午前8時50分、
ビジターセンターの玄関のロックを解除しようと ドアに近づいた時、
何やら玄関前で動く物体が・・・




おッ、ホオジロ!

なんの警戒もなしに わたしの前をちょこちょこ歩いているのです。
ガラス戸一枚あるだけで 人間の気配が消えてしまうのでしょうか。

ガラス戸一枚の絶妙な距離感とスリル。
朝からワクワクした ひと時でした。


 鈴木 レンジャー



2014年1月26日日曜日

アヒルの上のジョウビタキ

天気はすっきりしない休日となりましたが、寒さは幾分か和らいできたようです。
時折日差しも出ることもあり、冬の厚着のまま園内を歩くと少し汗ばんでしまい
ました。冬の寒さで、じっとしていた小さな昆虫が動き出したのでしょうか?
野鳥が地面や木の上で、一生懸命餌をさがしているように見受けられました。

冬鳥のジョウビタキのメスです。地面や側溝の中に降りて、落葉をひっかきまわ
して餌をさがしているようでした。写真を撮ろうとすると、偶然アヒルの遊具の上
に…何とも微笑ましい光景です(笑)



















こちらは小さなキツツキの仲間のコゲラです。木の幹や枝の上をチョコチョコと
動き回り、ひっきりなしに小さなクチバシで木をコンコンと叩いていました。どう
やら中にいるイモムシをさがしていたようです。

少しずつではありますが、小峰公園に春が近づいているようです。もうすぐ小鳥
のさえずりも聞こえてくるのでしょうか?とても楽しみです。

畑田レンジャー

2014年1月13日月曜日

どんど焼きとまゆだま

こんにちは。
寒い日が続いていますね。
さて、あさって15日は小正月です。

成人の日の今日は、市内あちこちで小正月の行事
「どんど焼き」が行なわれていました。


小峰公園に近い河川公園の河原も朝からにぎやかでした。
テントでは豚汁なども配られ、
続々と地元の方々が集まってきます。


竹や杉枝で作られた土台に、お正月飾りやだるまが積まれ、
一気に焼かれました。
どんど焼きは、お正月にまねいた年神さまを、
炎とともにお見送りするといった意味があるそうです。

ビジターセンターでも小正月の飾りものをしました。
「まゆだま」です。
養蚕農家が、繭がたくさんとれるようにと祈願のために行なっていたそう。
お団子を繭玉に見立てているのですね。
小峰公園の周辺でも、昔は養蚕がとてもさかんでした。


ほんとうは16日にはお団子をふかしなおして食べるのがならわしだそうですが、
ビジターセンターでは来週末まで飾っていますので、
公園に遊びに来られた際には、是非見に来てくださいね。


村上レンジャー


2014年1月10日金曜日

だるま市

小峰ビジターセンターで毎月発行しているニュースレター「小峰だより」
地域の自然や伝統文化などの特集を毎号掲載しています。
昨年12月号では伝統多摩だるま職人にスポットをあて、
あきる野で唯一のだるま職人、椚 雄仁(くぬぎ ゆうじん)さんへの
インタビュー記事を掲載しました。


            (椚ダルマ店の作業場にて)

多摩だるまに会える だるま市のひとつとして、
地元あきる野市で開催される「五日市だるま市」が
今日開かれました。
資料用の写真撮影に出向くと・・・
あぁ おられました、椚さん。

画像からは伝わりづらいのですが、
値切りの駆け引きが徐々にヒートアップ!
 
かと思えば、
お散歩で立ち寄った子どもたちには
優しく楽しく だるまのお話しをしておられました。

これって、
あきる野・五日市の伝統が伝わってゆく瞬間 !?


小峰公園、ビジターセンターでも
地域の伝統や文化を伝え 繫げていけるよう、
様々な活動に取り組んで参ります。
 
 
 
 鈴木 レンジャー


2014年1月6日月曜日

迎春?

お昼ごろから強い風が吹いた小峰公園、
ひゅうひゅうと体の芯まで冷たくなる風のなか、
公園ののらぼう畑で、寒さに耐えて咲くオオイヌノフグリを1輪だけ見つけました。
園内では野鳥たちがにぎやか。
写真は巡回中に畑田レンジャーがみつけたシジュウカラです。

「迎春」と年賀状に書いたものの、まだ春は遠くこれからが寒さのピーク‥
年賀状の春は旧暦を使っていた頃の名残だとか。

旧暦のお正月(1月の末)をすぎれば、
オオイヌノフグリも園内のあちこちで咲き始めるでしょう!
シジュウカラのさえずりも聞こえるかな?

寒さに負けず、冬の自然を楽しみながら春を待ちましょう。
このブログでも冬の自然、春の足音お伝えしていきます。

今年もよろしくお願いいたします。



村上レンジャー