2014年7月24日木曜日

タンポポの綿毛?

小峰公園も夏本番となりました。公園内の巡回中に、生きも
のの写真撮影のために地面にしゃがみ込んだのですが、顔
から汗が滝のように出て止まりません。野外で活動する際は、
水分が手放せない季節です。



















木々の葉が緑濃く生い茂る小峰公園内…
薄暗い森の低い場所にある葉っぱの上で、2センチぐらいの
このようなふわふわしたものをみつけました。季節外れのタン
ポポの綿毛でしょうか?



















下からのぞくと、セミに似た顔つきの小さな昆虫でした!この
昆虫の名前は「アミガサハゴロモ」で、まだ幼虫です。野鳥の
羽毛のようにもみえるこの白い毛は、幼虫の間だけ身にまとっ
ています。この昆虫は危険を感じると、バッタのようにピンッと
高く飛び跳ねますが、落下する時は、この羽毛は開いたままな
ので、まるでパラシュートの降下のようにみえて、とても興味深
いです。

このようなユニークな昆虫に出会えるのも、夏の里山の魅力
です。熱中症の対策を充分にして、ぜひ小峰公園に遊びにき
てください!

畑田レンジャー