2014年10月27日月曜日

里芋収穫!



    10月26日(日) 秋晴れ


「曇りがちで にわか雨もある」 との予報でしたが、
朝からスカッと秋晴れとなった小峰公園では、
畑で育てていた里芋の収穫イベントがおこなわれました。


ケモノの多くは わたしたち人間が収穫する直前に、
一番おいしいときをねらって やって来るといいます。

イノシシが本気を出して 体当たりしてきたら、
トタン板の柵など吹き飛んでしまいますからね。

正直、収穫当日の朝まで ヒヤヒヤしていました!







結局のところ イノシシの襲来もなく ひと安心。

さぁ、待ちに待った収穫のときです。

まずは 里芋の茎や葉などの地上部を刈り取り。

大きな葉っぱが たくさん茂りましたが、
お目当てのイモは まだ土の中です。
見えないだけに ちゃんと出来ているのか、
不安は拭えません。







刈り取った根元を スコップで掘り上げると・・・


おぉぉ  イモだぁ!  サトイモが出てきたぁー!


いっぱい 付いてるねぇ。

足もとをよく見てッ、
まだ いくつも ころがっているよ!








早く食べてみたいけど、
まずは 泥んこのイモを洗わないとね。

今回は 昔ながらの里芋の洗い方で やってみました。


桶に水をはって そこへ里芋を投入。

あとは 板をゆすりながら ガラン ゴロン、ガラン ゴロン・・・

みんなで交代しながら ガラン ゴロン、ガラン ゴロン!








そして きれいになった里芋を 茹でていただきます。

和食では “きぬかつぎ” ってよばれる食べ方なんだけど、
畑の横で 茹でたての 熱々の里芋を食べるのに、
そんな洒落た呼び名は 無縁。

薄皮を つるんッ と剥いて、
口の中に放り込みます。

しょう油や塩を ちょっとつけると さらに美味しい!


あぁ、  里芋の味・・・  里山の味・・・








5月からはじめた 「里山暮らし体験 おいしい野菜作り!」は、
バケツ3杯の里芋と バケツ1杯の落花生の収穫で 終了!

途中、動物たちによる食害や日照りの渇水に見舞われ、
里山での野菜作りが どれほど大変なものかを、
みんなで 身をもって感じられた 野菜作りでした。





 鈴木 レンジャー (たか)