2015年9月12日土曜日

大雨後の小峰公園

先日の台風18号が各地で大変な被害を出しているようで、
このたびの被害に際し、心よりお見舞いを申し上げます。

小峰公園の近くを流れる秋川も、未だに普段よりもかなり水量が多く、
大雨の怖さを改めて痛感した次第です。

なお、園内では何ヵ所かの枝折れが見つかり、処置を行いましたが、
雨が続いた影響で、地盤も樹木も相当弱くなっていることが伺えます。
園内ご利用の際は、くれぐれも足元と頭上にご注意ください。


あちこちにぬかるみができて、とても歩きにくい園内ですが、
水場が好きなトンボ達は、活発に飛び回っています。

昨日はオオルリボシヤンマの産卵が確認できました。

















このオオルリボシヤンマは水草に卵を産みつけていますが、
実は、トンボは種類によって卵の産み方が異なります。

水の中に産卵するもの、泥やコケの中に産みつけるもの、
空中から卵を水面におとすものetc...


種類によって産卵方法や、産卵場所が決まっているということは、
いろいろな種類のトンボが暮らしていくために、
さまざまな環境が必要なのだということがわかります。

































さまざまな環境要素がある小峰公園の里山は、
トンボにとっても大切な場所なのですね。


伊藤レンジャー