2016年7月26日火曜日

オタマジャクシ、どこ行った?


夏休みになりたくさんの子供たちが遊びにきてくれています。
でも田んぼやその周りの水路をみても、あの人気者の姿がありません……。

オタマジャクシが、ほとんどいなくなってしまいました。






















春にはたくさんいたオタマジャクシたち

どうしたのでしょう?

アメリカザリガニに食べられてしまったの?
 
 
実はこの時期、ほとんどのオタマジャクシが
立派なカエルになって池から林へと移動します。
カエルは池で暮らしていると思われがちですが、
多くのカエルは食べ物の豊富な林に生活の場を移し、
また産卵の時期になると池などの水場に帰ってくるのです。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 



アズマヒキガエル
いわゆる“ガマガエル”も、雑木林でたくさん食べて、大きくなります。




















ヤマアカガエル
山を歩いているとよく出会う、活発なカエルです。

だから、カエルが生きていくためには池だけでなく、
豊かな林も近くになければなりません。
小峰公園には田んぼや雑木林、草地などいろんな自然があるので、
たくさんの生きものが暮らせているのです。




























オタマジャクシたちはカエルになって、旅立っていきました