2016年11月17日木曜日

里山ミニ教室11月の報告&12月の告知


 

小峰ビジターセンターでは、

毎月第1日曜日に「里山ミニ教室」

というイベントを開催しています。

 

当日申し込み制で気軽に参加でき、

午前の部はガイドウォーク、午後はクラフトと、

それぞれの体験を通して

四季折々の自然にふれることができるイベントです。

 

 

今回は、11月6日(日)に実施した里山ミニ教室の様子をご紹介します。

 

 

 

ガイドウォーク『秋の花・種 観察会』

 

当日は雲一つない秋晴れの中、

ふれあい広場や谷戸田の周辺でさまざまな種類の種を観察しました。

 

発芽した植物は大きく根を張り、その場から動きませんが、

そんな植物が活発に動きまわる時が一年に一度だけあります。

 

「動く」と言っても自ら歩き回るわけではなく、

風の力を利用したり、鳥やけものに便乗するなど、

遠くまで種を運び、次の年も子孫を繁栄させようと工夫を凝らします。

 

 

まずは、そんな種たちの代表格「ひっつきむし」を、

フェルトを使っていろいろ集めました。




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

(※小峰公園では動植物の採集を禁止しています。)

今回の観察会で集めた種も、最後に元の場所へ戻しました。

 

 

かぎ針のようになっている種や、べとべとした種。

いろいろな種が観察できました。

 
















イノシシの模型を使ったり、参加者の皆さんの服についた種を見たり、

動物によって運ばれていく様子を学びました。

 
















ふれあい広場のケヤキやイロハモミジの種も観察しました。

こちらは風に乗って遠くに種を飛ばすグループの代表格です。

 

種を上から落としたり、

風に乗って運ばれていく様子を観察しました。

 

 

 

 

クラフト『もみじ葉タペストリーづくり』

 

園内ではいたるところで紅葉が始まっています。

やっと色づき始めた木もあれば、すっかり葉を落としてしまった木も、、、

 

いろいろな種類の葉っぱを拾ってタペストリーづくり開始!

 
















熱中して落ち葉を拾う参加者の皆さん。

 

拾った落ち葉の裏に好きな色の絵の具をぬって


布にあてて手のひらで上から押すと、、、

 















ほら!きれいに布に押せました!

 

 















布より大きい葉っぱを押して模様にするなど、

参加者の皆さんの発想が豊かで驚かされました。

 













 

 
次回の里山ミニ教室は、12月4日(日)開催です。

 

ガイドウォーク『とっておき!晩秋の小峰公園ツアー』

クラフト『ワラで作る おしゃれコースターづくり』

詳細は以下のURLをご覧ください。


 
来月も皆さんのご参加を、お待ちしています!

 

梅垣レンジャー