2017年1月18日水曜日

里山ミニ教室1月の報告&2月の告知


小峰ビジターセンターでは、

毎月第一日曜日に「里山ミニ教室」

というイベントを開催しています。

※1月のみ第二日曜日の開催となります。


当日申込制で気軽に参加でき、

午前の部はガイドウォーク、午後はクラフトと、

それぞれの体験を通して、

四季折々の自然に触れることができるイベントです。



今回は、18()に実施した里山ミニ教室の様子をご紹介します。


ガイドウォーク『フィールドサイン調査隊!』



今回のトピックスは「フィールドサイン」。
この言葉を聞きなれない人も多いかもしれません。



日本語に訳せば、「field(→畑・水田などの土地)sign(→しるし)」。
野山に暮らす生きものたちが、公園に残していった痕跡のことです。
















例:ふれあい広場にイノシシが残したラッセル跡(土を掘り返した跡)



当日はあいにくの曇天でしたが、

谷戸田の泥の中に残されたアオサギの足跡や

モグラ塚などを皆で観察しました。




生きものを直接「見る」ことはできなくても、
フィールドサインを観察することによって
小峰公園に暮らす生きものについて「知る」ことができました!




クラフト『つくってあそぼう 竹のタコ』




和紙(今回は障子紙)や、竹ひごといった

 
里山で古くから使われている素材を使ってタコ作りをしました。


空はどんより、重たい雲に覆われ今にも雨が降ってきそう。

連休中日で来園者数も振るわない。

タコづくりに参加してくれる人はいるのか!?


そんなスタッフの心配をよそに大勢の方が参加してくれました!

お願い!プログラムが終わるまで天気よ持ってくれ!!



















まずは、ダイヤ型のタコに絵の具を染み込ませたスポンジで

各々絵を描いていきます。


















今年の干支、酉を描いた人や、タコにタコの絵を描いた人も。


絵が描けたら竹ひごを貼り、中心から糸をつけます。

















最後に新聞紙で作った足を付ければ完成です。


















ようし!これで外で飛ばせるぞ!

と思ったら窓の外は雨。

残念ながら天気は持ってくれませんでした。


ですが、参加したみんなは笑顔で記念写真をパチリ。

「今度晴れた日に飛ばしてみたいね」と言ってくれました。















次回の里山ミニ教室は25()開催です。


ガイドウォーク『早朝の野鳥観察』

クラフト『コケぼっくりをつくろう!』


詳細は以下のURLをご覧ください。



来月も皆さんのご参加をお待ちしています。


(宮嶋レンジャー、梅垣レンジャー)